格好について、その1
おれは、人の格好についてなるべく言及しないようにしている。褒め言葉なら言う。価値中立的なことも言ってしまっているかもしれない。
時々、おれの格好について明確な NG を突きつけてくる奴がいる。本当にしょうもないと思う。だいたい、おれの格好に文句を言ってくる奴は、ダサい格好をしている。アホか?
なんでそんなにダサいのにおれの格好について文句言ってこれるんだと思う。おれはおれがいいと思う格好をしているし、それはみんなそうだと思う。なのに、あいつら、TPO だの流行りが何だのと言ってくる。どうでもいいけど、TPO と言ってくるやつの中で、それらがなんの stand for かと問うた時に自信を持って答えてくれるやつは全体の10パーもいない。
愚かすぎる。
見てくれがどうとか、格好がどうとか、心に全く関係がないのに、あいつらはそれが大好きらしい。おれは、あいつらのことすごくダサいと思っているけど、面と向かって言わない礼儀は持ち合わせているつもりだ。誰かの格好について注文をつける権利は、誰も持ち合わせていないと考えるからだ。
何であいつらはおれの格好について文句を言う権利を持っていると勘違いしているんだ?
全くわからない。知っていたら、教えて欲しい。
きっと、あいつらは、何かの原理主義なのではないかと思う。そんな奴らが、イスラム原理主義を見て喚いている。あいつらは、自省という言葉を知らないのだろう。おれも、ちゃんとできているか不安になってきた。
辞世の頃には自省できるようでありたい。