Strawberry Fields Forever - The Beatles を訳す

まずは、聞いてくれ。話はそれからだ。

 

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オリジナルの歌詞は、ここで見れるようだ。

genius.com

 

 

ちょうど行くところだから、連れて行ってあげよう

ストロベリー・フィールズへ

ほんとうのことなんて、何もないんだから、気を揉むことなんてない

ストロベリー・フィールズよ、永遠に

 

目を閉じれば、生きるは容易い

見えたものは、全て誤解してやればいい

何者かになるのはどんどん難しくなっているけど、全部なんとかなるよ

まあどうせ、おれには関係ないんだけど

 

ちょうど行くところだから、お前も来るかい?

ストロベリー・フィールズへ

全ては虚構で、心配することなんてひとつもない

ストロベリー・フィールズよ、永遠に

 

誰も、思うに、おれがいる木にはいないらしい

つまり、高いか低いかってこと

それがお前と、わかるだろ、波長が合わない理由だったりする

まあそんなこと、どうだっていいよ

それは、思うに、それほど悪いことではない

 

ストロベリー・フィールズへ

行くところなんだけど、付いてきてくれるか?

ほんとうのことがない中で、何を気に揉む必要がある?

ストロベリー・フィールズよ、永遠に

 

いつも、いや、時々思うんだ、おれのせいなんじゃないかって

けど、わかるだろう? おれも夢の中だとわかってるんだよ

思うに、つまり、あー、うん、けど全部間違っている

それは、思うに、おれは賛成しない

 

ストロベリー・フィールズまで、一緒に行ってくれないか

ちょうどこれから、向かうところなんだ

虚構の中で、何に気を揉もう

ストロベリー・フィールズよ、永遠に

ストロベリー・フィールズよ、永遠に

せめて、ストロベリー・フィールズくらいは、永遠に

 

クランベリー・ソース

 

 

いつものように、おれの解釈がたぶんに入り込んでいることは言うまでもない。さらに、この曲については、若干の説明を加えた方がいいと思った。

 

タイトルにもある Strawberry Fields というのは、John Lennon が幼少期に遊びに行っていた孤児院を指しているとされている。そんなことを知らずに直訳しても、「いちご畑よ、永遠に」となるので、それはそれで詩的なイメージが湧くことと思う。ただ、Strawberry Fields と単語の先頭が capital になっているので、これは固有名詞として読むべきだと思ったから、「ストロベリー・フィールズ」としてみた。

 

また、この曲の MV は逆再生を多用しているが、それはこの頃のビートルズサウンドの中で使用されていた音の逆再生をビデオに取り入れたのだろう(この曲でもさまざま逆再生されている音がある)。曲の醸し出すある種の不気味さをうまく表現していると思う。

 

ちなみに、ギターやなんだのサウンドを逆再生したのはビートルズが最初とされている。アホみたいにかっこいいよな。

 

最後の、Cranberry sause については、おれは特に意味はないと思っている。ただ、I burried Paul と聞こえるとして、ポール死亡説なんてのが流れたりしたらしい。おれはポールを埋葬した、ということだ。今考えるとアホみたいだけど、それだけ世界がビートルズに熱狂していた、ということだと思う。

 

No one I think is in my tree. I mean it must be high or low. の一節(二節か?)がたまらなく好きで、割といつも胸に抱えている。

 

いい曲だ。