信頼について、その1

おれは日常生活を送る中で、様々な人々を信頼して生きている。ので、そのことについて書く。

 

おれは一応、ソフトウェア開発のプロだと自負している。24の頃からそれで食ってるし、なにかしらの方法により飯を食えてる、ないし多少でも金を稼げている人は、その道のプロと呼んで差し支えないと思う。究極的には、例え金を稼げずとも、それに対して真摯に向き合っている、と胸を張って言える人は、おれはプロだと思う。

 

例えばおれは、間違いなく文章のプロではない。それで食ってないし、いくらも稼いでいない。ブログに掛けている時間も、いくらもない。大体、一つの記事にあたりタバコ2本吸い終わるかどうか、という時間で書いている。文章のプロは、おれがソフトウェア開発に対して真摯であるのと同じように、あるいはおれ以上に、それらと向き合い、時間をかけてきたのだと想像できる。

 

時々、そういった他方面のプロの方から、何かアドバイスを頂けることがある。おれはそれを大変に貴重な機会だと思い、頂いたアドバイスは、いったん全部鵜呑みにする。これは、その人がそれに費やしてきた時間だったり、それについて深く考えたであろう、ということへの敬意と信頼から来ている。

 

それらを咀嚼した後で、やはりこれはちょっと違うんじゃないか、と思い直すことは時にあるが、それらの助言は、どれも一定程度の納得感が得られるものだった。

 

我々の時間は有限なので、一個人が全ての道のプロになることは難しい。だから、自分がちゃんとリソースを投下できていない分野に関して、彼/彼女らが費やしたであろう時間に敬意を払い、信頼することはとても大事なことだとおれは思う。

 

得意をわけわけしていこうってやつだ。

 

今日は暑いから終わる。