建設的なフィードバックについて、その1

最近、同僚がこんな記事を教えてくれた。 asana.com とても良い記事だと思ったので、みんな読んでほしい。 以下では、おれがなんでこれを良い記事だと思ったのかを述べる。 建設的なフィードバックは、とかく難しい。世間を観測する限り、それを見かけるのは…

Watching the Wheels を訳す

まずは、聞け。話はそれからだ。 www.youtube.com 人は、おれをバカだと言う おれがやってることについて あいつら、ほんと、好き勝手言ってくるな 色々、警告してきたりもする おれを不幸から救おうとしてるつもりらしい おれが、いや、おれはいま幸せなん…

エレベータについて、その1

今所属している会社のオフィスのビルは、大変にボロい。近いうちに取り壊されると聞いている。家賃が安いらしい。 ボロいことに、取り立てて不満はないのだが、ひとつだけ、いただけないことがある。エレベータがアホなのだ。 まず、急に閉まる。普通は、な…

死にゆくお前へ、その1

人は、放っておいてもいつか死ぬ。人の世は辛く厳しいが、いつか終わりが来る、というのは救いだとは思う。 ただ、それを自分で終わらせようとするのは、無責任だと思う。お前は、たぶん、おれの友達だ。お前は、おれと実生活上の関わりを持っていると思われ…

Twitter について、その1

お前は、Twitter をしているか?おれは、していない。Twitter API を使用した開発を行うために作ったアカウントがあるのみだ。特に、実名を晒しながら Twitter をすることは、現在の日本において悪手でしかないと考えるのだが、お前はそれを知らないかもしれ…

John Lennon について、その1

John Lennon が好きだ。何が好きって、全部が好きなんだけど、今日は彼の口笛について書く。 Paul McCartney と比較した時に、ジョンの口笛は確かに危うい。音程もそうだし、強弱も安定していない。 ただ、おれは、その不安定さに人間くささを感じる。ああ、…

おれとお前は違うということについて、その3

おれとお前は違うが、何かを共有している。それは、属性や性質ではなく、限りある何かを共有している場合があるだろう。例えば、地球だ。 おれが、日本国全部おれのもんだと主張したら、たぶんお前は困るだろう。何しろおれは、ここはおれの場所だから、悪い…

Live Forever を訳す

Live Forever はアホみたいにいい歌なんだけど、どうせお前ら英語わかんないんだろ? おれは、分かるから、お前らにも分かる様に和訳してやるよ。 礼はいらない。おれが好きでやってるだけだから。 https://youtu.be/TDe1DqxwJoc とりあえず、聞け。話はそれ…

星の王子様について、その4

星の王子様についてもうひとつ好きな箇所を思い出した。ので、書く。 地球に降り立った王子様は、やはり自分の星に帰らないといけないと思うようになる。異星人が故郷の星に帰るのは、どうやらお約束らしい。E.T. でもやはりそうだった。 帰るところがあるの…

星の王子様について、その3

友達が、本当に大切なことは目に見えない、ということについてのおれとは違う解釈を教えてくれた。あれは、星の王子様においてたいへん重要な主張であると理解してるので、やはりそれについて書いておくべきだ思う。ので、書く。 おれは、あれは、物理世界に…

星の王子様について、その2

前回は話の途中だった。その1はリンク貼るのだりいから、悪いが読みたいと思ったら適当に探して読んでやってくれ。もちろん、読んでくれなくても構わない。 懐くということに思いを巡らせた王子は、生まれ育った星に置いてきた薔薇を想う。 その薔薇は、すご…

準備について、その2

準備、と言った時に、人はスケジューリングとか、計画とかを連想するらしい。それらについて書く。 おれも、計画を立てる。割と最近覚えたことだ。ただ、おれの計画は、だいぶゆるふわっとしたものだ。例えば、これをしたくて、それにはあれが必要だから、年…

準備について、その1

おれはやりたいことがある。そのひとつひとつに、どれくらいやりたいか、というのもある。すごくやりたいことと、ちょっとやってみたいこと、というのがあるということだ。 やりたいことがあるなら、そのための行動をすればいいだけだと思っている。そのため…

人生について、その2

お前はどう思って生きてる? 教えてくれよ、今度。

素直さについて、その1

これは、たぶん言い訳である。おれは、他人の自由を侵害しない限りにおいては、何でも素直に言えばいいと思って生きてる。おれの言うことで誰かが傷つかないようにも、なるべく気をつけてはいる。 けど、お前はおれの言葉によって傷ついているかも知れないし…

星の王子様について、その1

おれは、星の王子様は人生の一面を伝わりやすい形で表している、めちゃくちゃにすごい作品だと思っている。 たぶん、お前もわかってるだろうが、改めて星の王子様のどこがやばいか、おれの理解を述べる。 おれは特に、キツネと薔薇の話が好きだ。おれの記憶…

おれとお前は違うということについて、その2

その1はこれだ。余裕があったら読んでくれ。 https://mickamy.hatenablog.jp/entry/2021/08/17/225126 自分を小さくする、ということについて友達から質問が来たのでそれについて書く。 みんなそれぞれ、これを否定されるとすごく悲しい、怒る、嫌だ、という…

おれとお前は違うということについて、その1

おれとお前は違う。おそらく何かは共有できているのだろうが、それにしたって全く違う。おれとお前は繋がってはいない。だからして、おれが考えることに対して、即座にお前が同意する訳ないと思っているし、逆もまた然りだ。 おれとお前が違う、という理解を…

言語について、その1

あなたは、我々がちゃんと言語を共有できていると信じて生きているか? おれはその可能性は極めて低いと思っている。だからおれはさまざま言葉を尽くして伝えようとしている。だが、世の多くの人々は、言語を共有できていると信じて生きてるように見受けられ…

考えることについて、その1

おれは、きちんとした知性を持っていないかもしれないけど、少なくとも考えることはやめたくないと思っている。 もしかしたら、それは大変な悲劇かもしれない。上等とは言えない知性を働かせて、たくさん考えてしまうわけである。どちらかというと喜劇か。 …

視点の転換について、その1

この間、友達に、おれの愛が余っているという話をした。別におれは口説いていた訳ではない。余ってるから余ってるという話をして、おれの愛の向き先を知っていたら教えてほしい、と言った。その時の彼女の返しが面白かったので、その話をする。 前に、愛が余…

人生について、その1

おれと違うゲームをしているような人を時に見かける。不思議で仕方ないから、おれが人生をどういうゲームと捉えて生きているかについて書く。ここでのゲームとはもちろん、テレビゲームといったわけではなく、ゲーム理論などの文脈で使われる意味でのゲーム…

信頼について、その1

おれは日常生活を送る中で、様々な人々を信頼して生きている。ので、そのことについて書く。 おれは一応、ソフトウェア開発のプロだと自負している。24の頃からそれで食ってるし、なにかしらの方法により飯を食えてる、ないし多少でも金を稼げている人は、そ…

理解と共感について、その1

理解はできても共感はできない、と思うことがある。おれはそう感じた時に、そう言うのだが、時々ぽかんとされる。ので、それについて書く。 理解した、というのはおれは、その話の論理構造はだいたいわかって、その結果そういう主張をする人がいる、というの…

価値の非対称性について、その1

1ヶ月くらい前に、大学生に200円くらいの半熟卵を揚げたやつを奢ってやった。その時に考えたことについて書く。 おれも流石に30になろうという歳なので、たくさんではないがお金を稼ぐことができている。200円なんて、おれにとってはなんでもない。なんでも…

愛について、その1

おれはたぶん、愛が余っている。 だから、愛の話をする。 愛とは何か、考えたことがあなたはあるだろうか。おれは、ある。 思うに、おれとあなたが違うということを理解しつつ、とはいえあなたと一緒にいたい、という気持ちをおれは愛だと思う。そして、それ…

おれのキャリア、その3

その2はこちら 以下注意書きは再掲 注意書き 言わないでもわかると思うが、おれの視点による、その当時感じたこと、及び今考えることを書くので、所属した組織を代表するものではもちろんないし、これから述べることがその特定の企業群を適切に表現している…

おれのキャリア、その2

その1はこちら 以下注意書きは再掲 注意書き 言わないでもわかると思うが、おれの視点による、その当時感じたこと、及び今考えることを書くので、所属した組織を代表するものではもちろんないし、これから述べることがその特定の企業群を適切に表現している…

おれのキャリア、その1

何回かに分けて、おれのキャリアについて書く。これ系の話はさまざまな人と同じような話をするので、気になるのであれば読んでくれ、といえる参照先が欲しいのである。所々ぼかすと思うので、おれの知り合いはぜひ、気になるところがあったら直接聞いていた…

README

あと8ヶ月ほどで齢30になろうとしていて、諸々思うところあって、いままで何度かチャレンジしようとして結局やらずにいたブログをついに始めようと思っている。年齢になにかしらの意義があると本気で考えてはいないのだが、やはり節目となると意識的になって…